10:名無しNIPPER
2017/07/03(月) 23:48:49.08 ID:gSJuTX8u0
サラーサ「狩りだー! グラン、起きろ! 狩りに行くぞ!」
アンチラ「ぅうーん…」
サラーサ「なっなんでグランじゃない奴がグランの部屋で寝てるんだ!? お前グランか!?」
アンチラ「むー……ん。…そうなのですー…ボク、グラン……。…すぴー…」
サラーサ「グラン……いや違うぞ、臭いがグランじゃない!」
アンチラ「そんな事ないですよー…ほら…ここからグランの匂いぃー……」
サラーサ「くんくん……グランの匂いだ…くんくん……この布からもグランの匂い!」
アンチラ「お日様が当たってぽかぽかするとグランの匂い…すぴー……」
サラーサ「知ってるぞ! これベッドって言うんだ! ベッドがグラン…!」
アンチラ「くかー…」
サラーサはグランのベッドに上がり、アンチラがくるまっていた布団の中に入った…
サラーサ「はっ…くんくん…はー! グランの匂いがすごいぞ! はー! ここ、あったかい!」
しばらくの後、自室に戻って来たグランが見たのはベッドの上で自分の枕を抱きながら寝ているアンチラと布団からお尻を出してもぞもぞしているサラーサ(?)だった…
アンチラはいつもの事だが、サラーサは森で過酷な生活をしていた過去からか用意されたベッドで寝ようとしないので珍しい光景だ…
ベッドを好いてもらう良い機会だと思ったグランはそのまま自室を後にした…
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