ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」【サガフロ IF】
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名無しNIPPER
[saga]
2017/07/03(月) 19:05:46.62 ID:8dpRDMsp0
ブルー「手相図鑑に、星座の表…花の種…くそっ!いらんぞこんなもん!」イラッ
それらと一緒に手渡された契約書のような紙切れ、サインと朱印をすれば晴れてあなたも〇〇占いの同志ですっ!なんて
怪しい一文までついている
[ドゥヴァン]より先に[ルミナス]へ飛べば良かったかもしれないと浮かんできた悔恨の念を喫茶店のコーヒーで飲み流す
…甘い、砂糖とミルクの程よい甘味が彼の苦悩を溶かすようだった
齢22歳、術の修行に青春時代も何もかもを打ち込んだ"優等生"は甘党だった
同世代からの僻み、陰口…才ある者にはそれが付き纏う、更に努力家ならば尚更だった
いつの頃からか彼、ブルーは甘いモノを好むようになっていた、ブドウ糖の摂取は脳を活性化させるとはよくいったモノで
それをよく知らない子供の頃はとにかく甘いモノを食べれば頭が良くなる、というガセネタに踊らされたそうな
何れにせよ彼は甘いモノが好きになった、ソレだけの事だ
マスター「お客さん」
ブルー「ああ、良い味だったこれはチップだ受け取ってく――」
マスター「底の方にどろどろとしたのが残ってるだろう?」ニッコリ
ブルー「……」
財布からチップを差し出そうとするブルーの手が止まる、にっこりと爽やかな笑みで喫茶店のマスターは言葉を続ける
マスター「底に残ってる残りの形で運命を見るんだ、当店自慢のコーヒー占いさ!」フッ!
ブルー「…」
" 貴様もか店主っ!! "
声に出さずとも目だけでブルーは訴えました
―――
――
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「印術の誘いへようこそ!」
ブルー「…印術の資質について教えてくれ」
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