7: ◆eF65jN7ybk[[saga]]
2017/07/02(日) 17:00:31.10 ID:fE64C4yw0
「なんで……、先に言ってくれなかった」
「それは………」
違う、責めたいわけではない。別にプロデューサーとしてこんなことは珍しいわけではない。知っていた。ずっとアイドルでいられるわけじゃないことくらいは知っている。だけどそれがこんなにつらいものだとは知らなかった。
責めたいのはエミリーではなく、自分の考えの甘さだった。
「仕掛け人さまにはあれほどお世話になったのに、最後に無礼なことをしてしまったと深く反省しています」
謝罪の言葉が聞きたいのではないと、エミリーは知っているか。
ポスターをトンと指でたたく。驚いたのかエミリーは肩をはねた。
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