美波「体がホテル……」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/02(日) 00:20:17.31 ID:T0VBi7hO0
P「えーっと、コンシェルジュだったっけか……」

目の前にあるのは先ほど美波の体の外から見たコンシェルジュデスクと思われる重厚ながらも簡素な作りの机であった。

デスクには革張りがされた厚めのノートと、ペン立てに差さっている一本の黒いペン。それと手のひらサイズより一回りは大きいハンドベルが置いてあった。

P「これで呼ぶのかな?」

プロデューサーが鈴を手に取り、振って音を鳴らした。鈴の舌は木製であり、柔らかくも透き通った音が部屋の隅まで木霊した。
いつの間に現れたのか、デスクの右奥、1人の女性と思しき影に気づいた。

女性「お待たせしました、◯◯プロデューサー様」

P「あっ、泊まりに来たんですけど」

女性「支配人の新田より申しつけられております。こちらへどうぞ」

P(あっ、美波ちゃん支配人なんだ。そりゃそうか)

P「どうも」

女性「ただいまお部屋を用意しております。女性向けのサービスが多かったため、少々ご不便に思われるかもしれません。ご容赦ください」

P「い、いえ。そんな」


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