【モバマス】ほたる「わたしの不幸と、幸せと、不幸」
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15:名無しNIPPER[sage]
2017/07/01(土) 22:15:32.83 ID:yftz54LTo
おっつおっつ


16: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:49:21.80 ID:YyjtO4V8o
続きを投下します。


17: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:50:23.32 ID:YyjtO4V8o
 最近、プロデューサーさんの様子がおかしい。

 妙にわたしに遠慮気味だ。不意に私に何かを言おうとして、口ごもる。

私が何かあったんですか?と聞いてもプロデューサーさんは後で話すから、とかそれに見合った場所で、なんて言って結局話してくれないのだ。
以下略 AAS



18: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:50:58.92 ID:YyjtO4V8o
 だから、今日こそはプロデューサーさんからわけを聞く。こける回数が765さんのところのアイドルを越してしまっては遅いのだ。

 わたしはそう強く決心して事務所の扉を開ける。

「……おはようごさいま――ってプロデューサーさん!?」
以下略 AAS



19: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:51:33.62 ID:YyjtO4V8o
「す、すいません!そんなところでうずくまってるって思ってなくて!」

「いやいや。気にするな。というか普通に変なところでうずくまってた俺が悪い」

「そ、そうですか……。……でもなぜそんなところに……?」
以下略 AAS



20: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:52:20.19 ID:YyjtO4V8o
「……えっと……拾わなくて、いいんですか?」

「あ、ああ。もう拾ったよ。ほたるが扉を開ける前にはもう拾ってたから、さ」

「……?拾ったのにずっとそこでかがんでいたんですか……?」
以下略 AAS



21: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:52:49.18 ID:YyjtO4V8o
「プロデューサーさん……。パソコン、開いてませんよ?」

「あ、ほんとだ!通りで爪が痛いと思ってたんだよ!教えてくれてありがとな!」

 そう言ってノートパソコンを開いてキーボードを打ち始めるプロデューサーさん。
以下略 AAS



22: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:53:45.60 ID:YyjtO4V8o
「…………」

 プロデューサーさんは少し前からずっとこの調子だ。

 どこか上の空というか、本調子でないことは確かだ。
以下略 AAS



23: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:54:26.48 ID:YyjtO4V8o
「……プロデューサーさん」

「ん?なんだ?……ってうわ!パソコンの画面真っ暗だ!故障か?」

 なんだかてんやわんやしているプロデューサーさんを尻目に自分の中で覚悟を決める。大丈夫。わたしは強いんだ。
以下略 AAS



24: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:55:22.75 ID:YyjtO4V8o
「最近。プロデューサーさんはわたしに何かを言いかけて……すぐにやめてしまいます」

「…………そうだな」

「きっとわたしについてのことですよね……。わたしにも……教えてくれると……嬉しい、です……」
以下略 AAS



25: ◆7PpQF0yG66[saga]
2017/07/02(日) 09:56:04.35 ID:YyjtO4V8o
 プロデューサーさんは何か深く考え込むように目を閉じると諦めたふうにため息を一つついた。

「……ほたるは強くなったよ。前のほたるならきっと遠慮してこんなこと聞かなかったもんな」

「え、えと……。すみません……」
以下略 AAS



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