睦月「吹雪ちゃんは夕立ちゃんの事が好きなんだね」
↓ 1- 覧 板 20
26:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 18:10:46.78 ID:2xBkgRZF0
私から吹雪ちゃんに言葉を発することなど許されない。私はただ下を向いて震える。
吹雪「夕立ちゃんがね…」
吹雪ちゃんが言葉を紡ぐ。
吹雪「吹雪ちゃんは睦月ちゃんに告白されたんだよ!あんな形になっちゃったけど、睦月ちゃんの気持ちを無駄にするのはだめっぽい!」
吹雪「だって。ふふっ、夕立ちゃんらしいよね」
吹雪「私は…頭が真っ白になって何も考えられなかったのに…」
睦月「ご、ごめんなさい…ごめんなさい…」
喉の奥が熱くなる。絞り出すように言葉を発する。
吹雪「どうして、謝るの?」
睦月「だ…ヒグッ、だって私、吹雪ちゃんの気持ちを知っていたのに…あんな…グスッ、吹雪ちゃんを襲うような真似をして…」
吹雪「私の気持ち?」
睦月「だって、吹雪ちゃんは夕立ちゃんの事が好きなんでしょ!それを知っていたのに、睦月は…睦月はっ」
32Res/31.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20