加蓮「MasqueRadeなお祝いパーティー」
↓ 1- 覧 板 20
1: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 01:57:05.25 ID:akyH0tB70
まゆ「李衣菜ちゃんから連絡が来ました。もうすぐ着くそうです」
加蓮「遅い! 待ちくたびれた〜」
美穂「まあまあ李衣菜ちゃんお仕事から急いで向かってきてくれてるんだから」
加蓮「仕事あったのはアタシも一緒だし。それに忙しいのはみんな同じでしょ」
智絵里「けれど、だからこそ、こうやって集まれて嬉しいな……」
加蓮「ふふっ、それも一緒。――みんな、協力してくれてありがと」
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 01:57:51.70 ID:akyH0tB70
美穂「お礼を言うのは私のほうだよ。企画とか全部やってくれて」
まゆ「はい。まゆにとっても大切な場所ですから……ありがとう加蓮ちゃん」
加蓮「もう、いいからそういうの」
3: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 01:59:03.16 ID:akyH0tB70
加蓮「ほんと待ちすぎて待ちくたびれちゃった」
李衣菜「ごめんって。先に始めちゃってもよかったのに」
まゆ「今の冗談ですか? おもしろい」
4: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:00:22.79 ID:akyH0tB70
加蓮「それにアンタ謝るより先に言うことあるんじゃないの」
李衣菜「ええっ? それどういう……あ、そっか。加蓮ちゃんありがとう」
加蓮「ちょ、ちょっと! どうしてそうなるのよ」
5: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:02:58.27 ID:akyH0tB70
美穂「私たちもついさっきまで加蓮ちゃんに感謝しないとって話してたんだよね」
まゆ「うふふ、加蓮ちゃんの負けですね」
加蓮「だからアタシだけじゃないって。料理とか飾り付けとかみんなでやったんだから」
6: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:03:53.44 ID:akyH0tB70
李衣菜「なんか私だけ何もしてなくてみんなに悪いな……」
智絵里「李衣菜ちゃんはお仕事だったんだから仕方ないよ」
李衣菜「そんなみんなだって忙しいのに」
7: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:05:49.32 ID:akyH0tB70
加蓮「それじゃ、かんぱーい!」
「「「「乾杯!」」」」
8: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:06:51.85 ID:akyH0tB70
李衣菜「私も詞を書くときにひとりで来るな。スタジオの近くなのもいいよね」
まゆ「智絵里ちゃんが紹介してくれたんですよね。打ち上げの場所を決めるときに」
智絵里「それは、加蓮ちゃんが……」
9: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:11:04.00 ID:akyH0tB70
加蓮「マスターさんもいい人だよね。今日だってけっこう融通を利かせてもらっちゃって」
まゆ「まゆもいろいろ料理のコツを教えてもらっちゃいました」
加蓮「もしかして料理を作りたいって言ったのは……」
10: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:12:19.71 ID:akyH0tB70
美穂「私たちからなにかお返しできないかな」
李衣菜「お店の宣伝は……ファンが押し寄せたら逆に迷惑かけちゃうか」
智絵里「私たちもゆっくりしづらくなっちゃいそう……」
11: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:13:54.41 ID:akyH0tB70
美穂「アイドルかぁ……」
李衣菜「どうしたの美穂ちゃん?」
美穂「ううん。カフェに行くのもお忍びで、なんて、そんな風に私がなれるなんて信じられなくて」
12: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:15:11.95 ID:akyH0tB70
加蓮「……そろそろお願いするかな」
李衣菜「加蓮ちゃん、今なにか言った?」
加蓮「ううん別に。なーんかしんみりした空気になっちゃった。てことで李衣菜空気変えてよ」
13: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:16:51.92 ID:akyH0tB70
李衣菜「雑っ! ――こうしてプライベートで遊ぶのもいいけどまた一緒にステージ立ちたいよね。だって私たちアイドルだし!」
美穂「そうだねっ。私と李衣菜ちゃん、まゆちゃんの3人でなら大きなライブでも歌ったことあるけど」
智絵里「今やっている事務所主催の全国ツアーも3人は同じ地区担当でしたよね」
14: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:17:37.35 ID:akyH0tB70
美穂「そんなことないよ。李衣菜ちゃんすっごく頼もしかった」
まゆ「はい。とてもかっこよかったです」
李衣菜「ふたりともありがと。――加蓮ちゃんは九州だっけ」
15: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:20:04.75 ID:akyH0tB70
李衣菜「!……電話? なつきち??」
まゆ「どうしたんですか?」
16: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:20:43.98 ID:akyH0tB70
美穂「電話、出ないんですか?」
李衣菜「でも今はみんなといるし、後で聞いてみるよ」
智絵里「それはだめだよ李衣菜ちゃん」
17: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:21:48.89 ID:akyH0tB70
美穂「そうですよっ。わざわざ電話をかけてくるなんて」
加蓮「だから李衣菜はわかってないって言われるんだよ」
李衣菜「えぇ……そんなに責められると思わなかったよ」
18: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:25:32.90 ID:akyH0tB70
・・・・・・
19: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:26:30.00 ID:akyH0tB70
加蓮「まあ送り出したのはアタシ達だけどさ」
美穂「悪気がないのはわかってますけど……」
加蓮「アンタ、時計持ってないの」
20: ◆ewJaq5WeY.[saga]
2017/06/30(金) 02:27:56.77 ID:akyH0tB70
まゆ「大丈夫ですよ、まゆは李衣菜ちゃんのこと信じてますから、うふふふふ……」
李衣菜「まゆちゃーん、また目がマジになってるよ」
智絵里「…………」
29Res/11.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20