294: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 02:51:15.37 ID:qLmMJ8uq0
ミゲル「まったく、ホークを心配するなら初めから、ヘッドギアを装着しなさい」
バイソン「ソーリー、つい興奮してしまって…」
ミゲル「2ラウンドは無し」
295: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 02:52:06.33 ID:qLmMJ8uq0
(レストランにて)
ホーク「……」
ホークは黙ったまま、ステーキをカットしていく
296: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 02:52:47.24 ID:qLmMJ8uq0
バイソン「それじゃ、またスパーリング呼んでくれよ」
ミゲル「気が向いたらね」
ホーク「……」
297: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 02:53:57.56 ID:qLmMJ8uq0
ホーク「っ!そうか、奴はたしか減量で苦しんでいた」
ミゲル「だが彼は、目には見えない力を秘めてもいる」
ホーク「ああそうだ。なぜかあいつは、追い詰めるたびに、妙な力を引き出していた」
298: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 02:55:57.46 ID:qLmMJ8uq0
(時は遡り、試合1ヶ月前。日本)
鷹村「ぜぇぜぇ…!!」
真夜中に土手で、鷹村はひたすら走っていた
299: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 02:57:34.61 ID:qLmMJ8uq0
(翌日)
鴨川「あと2週間トレーニングを積んだら、そこからは回復に努める。練習はそこそこにやればええ」
鴨川はバイク乗りながら、走る鷹村に声をかける
300: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 02:59:13.46 ID:qLmMJ8uq0
鴨川(鷹村…すまぬ、わしに力があれば、すぐにでも階級を)
鷹村「……ああ、そうだ。言っておきたい事が」
鴨川「む?」
301: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 03:02:40.24 ID:qLmMJ8uq0
(その頃、アメリカにて)
ウォーリー「待ってよ!ホーク!」
ミゲル「困ったな、ホークの姿が見えない」
302: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 03:04:31.70 ID:qLmMJ8uq0
ホーク「ぜぇぜぇぜぇ…!!!」
真っ白い霧の中、ホークはわき目も振らず、走り続ける
ホーク(怖い…怖い…怖い…)
303: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 03:05:15.60 ID:qLmMJ8uq0
今日はここまで
次回は来日、ウォーリーのスパーリング戦、記者会見、鷹村とホークの入場あたりまで
304:名無しNIPPER[sage]
2017/11/09(木) 03:39:58.01 ID:FMs+xHSuO
久しぶりで乙です
次回も期待してます
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