【ガヴドロ】ガヴリール「バレンタインだからな……」
↓ 1- 覧 板 20
1:名無しNIPPER[sage]
2017/06/27(火) 07:26:21.66 ID:ZfuP++hI0
すみません、Cookieの関係で改行が消えちゃいそうなので1クッションおきます。

SSWiki : ss.vip2ch.com


2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/27(火) 07:26:52.62 ID:ZfuP++hI0
年が明けてしばらくした今日このごろ。

暦上は春だとしても、冬の寒さは未だ衰えることを知らない。

最近この辺りの地域では珍しい雪まで降っていた始末で、バレンタインデーの今日も例外ではなかった。
以下略 AAS


3:名無しNIPPER[saga]
2017/06/27(火) 07:30:45.53 ID:ZfuP++hI0
昨日あれだけ思案して、シミュレートして、万全な状態にしたはずなのに。

このまま渡せずに終わってしまうのだろうか。

いやもしかしたらそもそも受け取ってもらえないのではないか。
以下略 AAS


4:名無しNIPPER[saga]
2017/06/27(火) 07:31:49.78 ID:ZfuP++hI0
「別に脅かしてなんかないわよ……」

「それよりあんた大丈夫？」

「だ、大丈夫って何が？」
以下略 AAS


5:名無しNIPPER[saga]
2017/06/27(火) 07:32:37.93 ID:ZfuP++hI0
「私はいつも通りだぞ？ 心配される謂れのないくらいに」

「そう……でも心配だから家まで送ってあげるわ」

「いやぁ、私は本当に大丈夫だぞ？」
以下略 AAS


6:名無しNIPPER[saga]
2017/06/27(火) 07:33:43.64 ID:ZfuP++hI0
――――――――――――――――――――――――――

外は相変わらずの降雪。

傘に積もる雪の重さで今日の異常さを改めて実感する。
以下略 AAS


7:名無しNIPPER[saga]
2017/06/27(火) 07:34:58.98 ID:ZfuP++hI0
「じゃあガヴ、また明日ね」

「あ、あぁ……また明日……」

駄目だ。
以下略 AAS


8:名無しNIPPER[saga]
2017/06/27(火) 07:36:48.61 ID:ZfuP++hI0
「……ありがとう。そうね、じゃあ私からもお返し」

そう言うとヴィーネは私のあげたチョコを鞄にしまい、何かを取り出した。

「はいガヴ、ありがとうね」
以下略 AAS


9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/27(火) 07:38:33.01 ID:ZfuP++hI0
「……ほんと、嘘の一つもつけないなんて悪魔としてどうかと思うよ」

「お人好しで、優しくて、真面目で、こんな私の世話をしてくれる」

「悪魔失格だよな」
以下略 AAS


10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/27(火) 07:40:04.39 ID:ZfuP++hI0
言ってしまった。

もしかしたらこれまでの日常は今日を最後に崩れ去り、二度と返ってはこないかもしれない。

でも、それでも私はヴィーネが好きだから。
以下略 AAS


11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/27(火) 07:44:48.28 ID:ZfuP++hI0
おわりです。
初SSにてお目汚し失礼しました。

12:名無しNIPPER[sage]
2017/06/27(火) 07:50:56.26 ID:MClQwHbIO
割りと好き

13:名無しNIPPER
2017/06/27(火) 08:22:01.94 ID:PgkLv54+0
いいぞ

14:名無しNIPPER
2017/06/27(火) 08:49:46.54 ID:Hc8XM7e+0
ガヴィーネいいな

15:名無しNIPPER[sage]
2017/06/27(火) 13:28:19.58 ID:w9vyr8RRo
美しい

16:名無しNIPPER[sage]
2017/06/27(火) 15:29:13.65 ID:3n+GWWhWo
涙と笑顔のヴィーネ想像したらめっちゃ可愛かった
おつ

16Res/8.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice