2: ◆tADl8swv.6[sage saga]
2017/06/26(月) 09:50:10.74 ID:EWHuDVZJ0
とある梅雨の日。 窓の外から窺える外の景色はひどい曇天模様で、雨の量も尋常ではない。
一般的に考えて、この季節を好きだと答える人間は中々居ないだろう。ジメジメしていて、雨天の涼しさはまるで無く、夜になっても初夏の蒸し暑さが拭えない。
正直、今も手放しに好きだとは肯定し難い。
だが、自分にとってこの季節は紛れもない『特別』となっている。
何故なら、今日は。
「プロデューサーさん、まゆが来ましたよ。入りますね?」
リボンの少女と、運命的に出逢った日なのだから。
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