8:名無しNIPPER[sage]
2017/06/25(日) 22:39:12.37 ID:mht4CVJf0
「もちろん断ったからね。安心して、杏奈ちゃん」
「ぐぅ…………えへへ……」
亜利沙さんもよくあんなこと思いつくなぁ。杏奈ちゃんの使用済み枕カバー、なんてさ。
まあ確かに、そんなものがあったら自分の枕につけて寝るたびに杏奈ちゃんの匂いを堪能するけどね。
しかも、匂いが薄れてももう一回杏奈ちゃんのカバーと入れ替えればいいし……はっ、しかもそうしたら私の匂いが付いたカバーを杏奈ちゃんが使うんだ! うへへ……。
杏奈ちゃんが私の匂いに包まれて、私も杏奈ちゃんの匂いに包まれる。
ふへへ。
「……はっ。おかしくなってた」
いやいや私は親友の匂いを好むなんて、そんな変態じゃない……はず。
ちらりと眼下で寝ている可愛い杏奈ちゃんに目をむける。心地よさそうな寝顔、つい無防備なその顔に触れる。
ぷにぷに、もちもち。
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