186: ◆l2y1Zn.huk
2017/06/27(火) 00:34:49.59 ID:KtEK56sLO
白雪(せーので、迎撃するわ。いい?)
桃太郎(勿論。)
白雪「せー、のっ!」バッ
桃太郎「!」
白雪「・・・に、逃げるわよ、桃太郎!」ダッ
桃太郎「御意にござる、姉者!」ダッ
振り返った2人が見たもの。それは、奇妙なものだった。
桃太郎より、体半分は大きいであろう巨体。青く透けるような皮膚。ぎょろりと大きな目。全長の半分もある、面長の顔・・・。
歴戦の桃太郎は元より、がらがらどんの元で僅か2ヶ月とはいえ厳しい修行を積んだ白雪にも、分かった。
あれはまがまがしい存在だ。戦ってはいけない。戦っては・・・いや、捕まることすら、死に直結すると! 本能が悟ったのだ!
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