43:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/24(土) 10:15:59.85 ID:WaUNN6Q5o
穂乃果「だけど、その声を聞いた影は動こうとしなかった」
穂乃果「夕陽がまぶしくてよくみえない」
穂乃果「うみちゃんはその影に近づいて顔を確認した。……だけどそれはありえない人だったの」
穂乃果「うみちゃんはとんでもないひとをみつけた……!」
花陽凛海未「「「 ごくり 」」」
穂乃果「なぜなら その 影は う み ちゃ 」
「 おまえだーーーッッ!!! 」
穂乃果花陽凛海未「「「「 キャァアアーーーー!! 」」」」
穂乃果「って、にこちゃん!!」
にこ「ふんっ」
穂乃果「なんでうみちゃんの視点で語ってるのに『おまえだー!』ってなっちゃうの!?
話がおかしくなるでしょ!!」
にこ「海未が聞き入ってること自体おかしいでしょ」
穂乃果「怖い話だからそこはいいの!
花陽ちゃんも凛ちゃんも突っ込まないで聞いてくれてたし!」
にこ「そんなことより、私はまだ見つけられてなかったんですけど!?」
穂乃果「あれ、そうだっけ?」
にこ「そうよ! ずっと隠れてたのにあんた達はなにか話してるし、
深刻な話かと聞きに来たら怖い話してるじゃない、バカじゃないの!?」
穂乃果「あー……ごめん」
にこ「見つけてくれる人がいないのにずっと隠れてる人の身にもなってほしいわ」
穂乃果「あれ、みんなは?」
にこ「四方八方に走っていったわよ」
穂乃果「ふふ、よっぽど私の話にのめり込んでいたんだね」
にこ「絵里は聞いてなかったみたいだけどね。離れてたし。
途中から真姫を連れてどこかへ行ったわ」
穂乃果「えぇ……」
にこ「えーっと……ほら、あっちで参拝してる」
穂乃果「本当だ……」
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