真姫「アイリスのはなことば」
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196:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/26(月) 13:28:17.31 ID:iVlOUhKto

―― 夕暮れ時:アイドル部


フミコ「お待たせしました〜。……よいしょっと」


にこ「なにそれ」

フミコ「高級な茶葉を使用してますよ」

花陽「わざわざティーポットに淹れてくれたんですか……?」

フミコ「香りと味を最大限に味わってほしいって」

にこ「ふぅん……」

凛「冷えてるって言ってたよ?」

フミコ「それは、このクーラーボックスに」

凛「なにがあるのかな〜? 
  あ、スポーツドリンクとオレンジ、アップルがある! 飲み放題?」

フミコ「ある分だけは、そうなんじゃないかな」

凛「やった〜!」

海未「そこまで用意してくれていたのですか?」

フミコ「取材のお礼だそうだから」

にこ「ふふ、ついに私の……にこにーの偉大なる一歩が新聞に載るのよ!」

希「学校のブログやけどな〜」

にこ「分かってないわね、希……この小さな」

希「この小さな記事がやがて大きな存在へと変貌したうちらの奇跡の一文になるんやね」

にこ「そ、そうよ。……分かってるじゃない」

花陽「それじゃ、並べますね」

フミコ「ありがとう」


ガチャ


ことり「ふぅ〜、着替えてきたよ〜」

絵里「これは一体……?」

真姫「おちゃかい?」

穂乃果「おぉっ、お茶会っ! セレブだ!」

絵里「……このティーポット……どこかで見たような」

ことり「あっ! これ、すっごく高いポットだよ!」

にこ凛「「 えっ!? 」」

ことり「わぁ〜……このティーカップも!?」

にこ「い、いくらくらい……?」ゴクリ

ことり「5桁か……6桁……」

花陽「う、うそー!?」

穂乃果「じゃ、じゃあ一生に一度しか味わえないお茶会だね!?」

希「というか、なぜそんなものが……」

フミコ「そ、そんなに高かったんだ……」



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