170:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/26(月) 11:45:58.05 ID:iVlOUhKto
『ということは、手紙以来……?』
伏見「そういうこと」
『真君……?』
『あ……』
伏見「ん? その声は……由美ちゃん?」
『あ、はいそうです』
母「……」ニヤニヤ
伏見「ごくごく……?」
母「お父さんから聞きましたよ。
公園で若い男の人と二人で……」
伏見「ブフッ!」
『ど、どうしたんですか!?』
伏見「んふっ、ごほっ……な、なんでもない……。違いますってっ」
母「ふふふ」
『ん……?』
伏見「えっと……とにかく、なにか分かったことないかな」
『そうだ……。あの子たちに厄払いのお守りを持たせてください』
伏見「あぁ、相談役が言ってた……?」
『そうです、相手にはそれが効くかも――』
prrrrrr
伏見「あ、ごめん! 着信が入った!」
『は、はい。えっと、それじゃ』
伏見「また後でね!」
プツッ
母「隅に置けないのね〜。でも当たり前よね、美人さんなんだから〜」
伏見「ち が い ま すぅ!」
プツッ
伏見「はい、伏見です」
『おう、俺だ。今どこにいる』
伏見「えっと……高坂家の前ですが?」
『至急、駅に向かえ』
伏見「どういうことですか、警部……?」
『爆破予告があった』
伏見「え――」
『俺もすぐに向かう。ブツを見つけ次第、人を避難させろ』
伏見「わ、わかりました!」
プツッ
母「……?」
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