真姫「アイリスのはなことば」
1- 20
131:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/25(日) 07:21:25.98 ID:Sez8j5keo

―― 公園


『あっひゃっひゃっひゃ!』

『ザザッ……――ザッ……ザザ』

『もう、二人とも笑いすぎです』


真「……」


『まっ、まこちゃんがっ、犯人っ! ぶふーっ! 笑わずにいられるかっ! ひゃっひゃ』

『――ザッ……ジッ……ザザ』

『申し訳ありません。真様……』


真「いや、いいよ。芙蓉が謝ることじゃない……」


『だっ、ダメッ……腹がっハラがねじれるっ、笑い死ぬっ』

『ザッ――……ジジッ――ザッ……』

『では、明日のお昼頃にこちらに戻られるということでよろしいでしょうか?』


真「あぁ、それくらいには着くと思う」


『その時刻に、駅までお迎えに参ります』


真「別にいいんだけど……」


『いえ、お迎えに参ります』


真「わ、わかった」


『アイリスも一緒に帰られるのでしょうか』


真「いや、アイリスは」


『ザザッ……ザ……ザザザッジザザザッ』

『あっ、ちょっと姉さん!』


真「なんかノイズがひどくなったけど……葵か?」


『え、えぇ……葵姉さんが……気を付けて帰ってきてください、と』


真「……うん、わかった」


『それでは、失礼しま――』

『違うぞ真、葵が言うたのはなぁ』


真「言うな。どうせ下らないこと言ったんだろう。芙蓉の気遣いを無駄にするな」


『ほう、さすがじゃのう。主は何でも知っておるのか』



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
287Res/369.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice