真姫「アイリスのはなことば」
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127:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/25(日) 07:12:21.45 ID:Sez8j5keo

穂乃果「……私たちで、居場所を作ってあげたいから。
     『真姫の居場所』があるって知ってもらいたいから」

海未「それは、もう実感してると思いますよ」

穂乃果「そうかな……」

海未「楽しそうにしていますから。みんなと一緒に」

穂乃果「うん、そうだと嬉しいな」


伏見「話は落ち着いたかな?」


海未「……はい」

穂乃果「それじゃ、うみちゃんのことお願いします」

伏見「はい、任せてください。いろいろとね、不安になるようなこと言ったけど」

海未「……?」

伏見「私たちが守ってみせますので、安心してください」

海未「はい、わかりました」

穂乃果「また明日ね」

海未「はい、おやすみなさい」

伏見「あ、ちょっといいかな、高坂さん」

穂乃果「はい?」

伏見「高坂さんの、耳鳴り……説明できる人がいるんだけど、会ってみる?」

穂乃果「え?」

海未「どういうことですか?」

伏見「私はとある調査の為にここへ、相棒と一緒に来たのね。
    その相棒が特殊な家柄の人で、いろいろと私たち十三課に協力してもらってるの」

穂乃果「はぁ……」

海未「協力……ということは、警察の人ではないのですか?」

伏見「そうよ。一般人ってところ。それに、誤解も解いておきたいし」

穂乃果「誤解?」

伏見「夕方にあの公園でみた人物は犯人じゃないのよ」

海未「え……?」

伏見「その人こそが私の相棒ってわけ」

穂乃果「……その人が、耳鳴りの説明をしてくれるんですか?」

伏見「そういうこと。時間があったらでいいんだけど」

海未「待ってください。犯人じゃないなら、どうして逃げたのですか?」

伏見「電車に乗る時間に間に合いそうになかったからね。……結局乗り損ねたみたいだけど」



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