男「住み込みメイドとな?」 女「なんなりとお申し付けください、ご主人様」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/06/23(金) 21:44:33.90 ID:VTkQAKNso
男「だからって年頃の女の子を家に通わせるのはなぁ」
俺が23だから、彼女は今年で18だ
大学生になる歳であるし、彼女には彼女の生活があるだろう
それなのに毎日のように通わされたら彼女の生活に支障をきたすだろう
女「いいえ、通いではありません。 ここで住み込みのメイドとして働けと仰せつかっております」
男「はぁっ!?」
思わず手に持っていたティーカップを落としそうになる
すんでのところで手に収めたが、揺れた水面はカップから零れ、テーブルを濡らした
澪は慣れた手つきでそれを拭きながらポツポツと抑揚のない口調と表情で話を続ける
女「蓮様のお部屋とは別の部屋を頂きました。 そこでお世話になります」
男「嘘だろ!?」
慌ててその倉庫のように使っていた部屋のドアを開ける
するとそこにはアイボリーと淡いピンクを基調にした女の子らしい部屋があった
俺が仕事の間に荷解きも終えているとは実に仕事が早い
女「蓮様? そこはメイドの詰所とはいえ、私の私室でもあります。 私の許可やノックも無しにドアを開けるのは如何なものかと」
男「あ、ごめん」
いやここで俺が謝るのおかしくないか?
と謝ってから思う
女「昔からそうやって蓮兄は……」
足元に吐き捨てるように呟かれた小声を俺は務めて聞こえないふりをする
ふぅと一息ついてまた無表情に戻した澪はぐいと顔を近づけてくる
女「これからよろしくお願い致しますね蓮様」
男「…………」
女「よ、ろ、し、く、お願い致しますね?」
男「……うん、よろしく」
彼女の剣幕に圧された俺は全てを諦めて彼女に頭を下げる
彼女もにっこりと笑みを浮かべてふんわりとした仕草で一礼した
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