117:名無しNIPPER[saga]
2017/06/23(金) 21:03:49.42 ID:9TDtueb30
裕子「……多分、プロデューサーが昨日、楓さんがプレゼントしたネクタイを締めていたのも……きっと、楓さんのためのお仕事のお話だったから……」
楓「あ……あああ……私、Pさん……藍子ちゃんに……なんて、ことを……」
楓「私、は……ただ、Pさんに……う、あ……あああああ……」
早苗「そう……だから、最後まで悩んでいたのね、楓ちゃんは」
裕子「悩んでいた?」
早苗「今回の殺人……プロデューサーを殺害するところまでは、アリバイのための準備もされていた」
早苗「だけど、殺害後の行動、偶然起きていた別の殺人事件に合わせて外部犯に見せかけようとする行動をしたり」
早苗「それなのに藍子ちゃんも殺して、容疑者の幅を狭めるようなことをしたり……後のほうになればなるほど見えてくる、無計画な行動」
早苗「だから……楓ちゃんは最後まで躊躇っていたのね。プロデューサーを殺すか、殺さないか……好きな人だったから」
楓「Pさん……P、さん……」
早苗「……細かい話は、署のほうで聞かせてもらいましょうか。刑事さん、悪いけど……お願いできるかしら」
刑事「はい。高垣楓さん……よろしいですね?」
楓「うっ、うううう……はい……」
裕子「楓さん……」
……
…………
132Res/129.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20