14: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:26:30.12 ID:kYF3fd1y0
ピピピと無機質な電子音が鳴ります。
時刻は7:00。今日は水曜日。
簡単に身支度を整えて学校へ向かいます。
15: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:27:15.52 ID:kYF3fd1y0
ピピピと無機質な電子音が鳴ります。
時刻は7:00。今日は木曜日。
簡単に身支度を整えて学校へ向かいます。
16: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:31:16.01 ID:kYF3fd1y0
ピピピと無機質な電子音が鳴ります。
時刻は7:00。今日は金曜日。
簡単に身支度を整えて学校へ向かいます。
17: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:35:48.73 ID:kYF3fd1y0
ピピピと無機質な電子音が鳴ります。
時刻は7:00。今日は土曜日。
簡単に身支度を整えて学校へ向かいます。
18: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:37:19.26 ID:kYF3fd1y0
無機質な電子音が鳴りません。
時刻は12:00。今日は日曜日。
まゆはまだお布団の中にいます。
19: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:41:26.50 ID:kYF3fd1y0
モバPさんの拒絶の言葉ばかり反芻していました。
まゆが行ってきたことは全て無駄だったんです。
献身どころか妨害に近い歪な愛情。
20: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:43:59.97 ID:kYF3fd1y0
今日は久しぶりのお仕事です。
スケジュールはあらかじめちひろさんから頂いていましたが、打ち合わせはモバPさんとしなくてはいけません。
これまで一番幸せだった時間が今は何よりも苦しい。
21: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:46:53.65 ID:kYF3fd1y0
「プロデューサーさん! 凛ちゃんの仕事どうなってるんですか!?」
「え? まだ事務所にいるんですか?」
「さっきプロデューサーに待機って言われたよ?」
22: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:49:17.39 ID:kYF3fd1y0
あたふたするちひろさん。
混乱しているモバPさん。
指示が不透明で何をしていいのかわからないアイドルたち。
23: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 23:54:41.14 ID:kYF3fd1y0
しばらくして。
まゆが事務所に着いた時間はちょうど一番ドタバタしていた時だったようです。
ちひろさんがスケジュールを見直して、アイドルたちを徐々にお仕事に誘導して行きました。
24: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/24(土) 00:00:43.79 ID:tI5dYSFO0
車内での会話は全くありませんでした。
思い返してみれば、いつもまゆが話しかけてるんでしたね。
ぼーっとフロントガラスを見ていると、モバPさんの視線がちらつきます。
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