100:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 22:04:34.21 ID:qvaNgCQA0
P「うん、正直こうなる予感はしてた」
文香「!?」
101:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 22:38:57.95 ID:qvaNgCQA0
文香「…なっ!…そんな予感がしてたって…」
P「その前に文香、俺一時間たったら戻って来いなんて言ったか?会議は一時間くらいかかるって言っただけだろ」
P「あとは、『その間に散歩して来てきていいぞ』と『終わったら連絡入れる』としか俺は言ってない。つまり、会議がいつ終わろうがお前は別にすぐ戻って来る必要は無い訳だ」
102:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 22:59:30.58 ID:qvaNgCQA0
P「しかし、お前が時間まで忘れるほど夢中になるとはな…」
P「すごいな、劇団ひととせの人たち」
文香「……プロデューサーさん…なぜその名前を…!?…私、劇団の事については話してませんよね…」
103:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 23:15:56.15 ID:qvaNgCQA0
文香「……まさか、会議が長引いたというのも…」
P「いや、それは本当。次の企画に向けて色々と案が出したんだが、決まらなくてな…」
P「前に聞いたことがあるだろ。お前が色々なお店を訪れて紹介する雑誌のインタビュー記事の話…」
104:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 23:34:35.35 ID:qvaNgCQA0
一週間後…
【ひととせ荘】
くいな「……はぁ…」
105:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 23:37:18.08 ID:qvaNgCQA0
ガチャ
千秋「ただいま…」
ルリ子「みなさん、ごきげんよう」
106:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 23:40:48.31 ID:qvaNgCQA0
* * *
千秋「実は今度…うちのお店に雑誌の取材が来ることになったの…」
ひな子「雑誌の…取材!?」
107:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 23:48:07.61 ID:qvaNgCQA0
ルリ子「千秋さん、そろそろ話を戻しましょうか」
千秋「それでね…その取材の内容が『少し変わった本屋』というテーマでうちの古本屋を紹介するらしいんだけど…」
千秋「同時に喫茶店や…私たち劇団ひととせの事も記事に載せるみたい…」
108:名無しNIPPER[saga]
2017/06/26(月) 00:02:43.96 ID:7ricnROA0
千秋「今日は…その事について先生と一緒に雑誌の記者の人とお話ししてきたの…」
ルリ子「私は千秋さんと記者の方の仲介役として付き添いをしました」
ルリ子「みなさん。どうやらあの方たちは、演劇の方も御覧になりたいようです」
109:名無しNIPPER[saga]
2017/06/26(月) 00:18:47.42 ID:7ricnROA0
くいな「…やりましょう」
三人「!」
くいな「このようなチャンス…。逃すわけにはいきません…!」
110:名無しNIPPER[saga]
2017/06/26(月) 00:27:26.62 ID:7ricnROA0
千秋「それでね…ここからが本題なんだけど…」
三人「…!」
千秋「実は、もうすぐその雑誌の取材をしてくれるインタビュアーの方が打ち合わせに来られるの…」
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