【ミリマス】ザ・ミリオンオールスターズ! 〜銀河の果てまで届けちゃいM@S〜
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10: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 20:45:18.34 ID:Uk8Ct2Aw0

「無様なものだなぁ……実に! なによりお前たちのようにドジで、グズで、
 お間抜けな三下マジカルガールなど、初めから私の敵では無かったが――」

 そうして喋り続けるは、罵倒、罵声、悪態の山。
以下略 AAS



11: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 20:47:26.25 ID:Uk8Ct2Aw0

「ああ、もう! このっ! このっ!」

「なんで!? 魔法が全然効かないよぉ〜!!」

以下略 AAS



12: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 20:50:21.83 ID:Uk8Ct2Aw0
===

 ――北上麗花は夢を見た。

 それは不思議な力を持つ五人の少女が巨悪に立ち向かう夢であり、
以下略 AAS



13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 20:54:56.50 ID:Uk8Ct2Aw0

「ふわ、あ……あぅ」

 寝ぼけまなこを擦って大あくび。

以下略 AAS



14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 20:58:01.93 ID:Uk8Ct2Aw0
===第一幕「その一日はエイプリルフール」

 ああ、素晴らしきかなエイプリルフール! 
 この感動を伝えるためにも今一度。ああ! 素晴らしきかなエイプリルフール! 

以下略 AAS



15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 21:01:27.39 ID:Uk8Ct2Aw0

 例えばそう、ここに一人の男が居る。
 彼は今、死んだ魚のような目で手にした人形の頭を撫でていた。

 なにもひと月早い五月病でも、心が病んでしまっているワケでもない。
以下略 AAS



16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 21:04:01.66 ID:Uk8Ct2Aw0

「まさかな。以前からちょくちょく聞いてたけど、茜のヤツ本気だったとは……」

 記念すべき765体目の人形を出荷用の段ボール箱に詰めこむと、
 男は呆れとも感心ともつかぬ調子で呟いた。
以下略 AAS



17: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 21:07:15.97 ID:Uk8Ct2Aw0

「今日と言う日は我が765プロダクションにとって記念すべき一日になるんですよ? 
 もっとシャキッと、嬉しそうな顔をしててください」

「記念すべき一日だって? ウチが名誉ある茜ちゃん人形製作所、
以下略 AAS



18: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 21:09:26.94 ID:Uk8Ct2Aw0

 とはいえ、それもたった今律子が述べた通り。

 全ては所属アイドルたちの日頃の頑張りの成果であり、
 さらには彼女たちと二人三脚でここまで歩んで来たスタッフ陣の屈力あってこそ。
以下略 AAS



19: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 21:11:19.27 ID:Uk8Ct2Aw0
===

 例え仕事や部活が休みでも、仲の良い友人たちが集まる場所なら自然と足が向いてしまう。

 麗花が事務所を訪れたのは、つまりはそういう理由から。
以下略 AAS



20: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/20(火) 21:13:32.35 ID:Uk8Ct2Aw0

「うーん、どうしようかな……」

「おいこら麗花」

以下略 AAS



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