95:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:13:07.56 ID:smyUCZOA0
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翌日、4月23日。
私は曜ちゃんに避けられているようだった。
授業は一緒に受けるし、お昼は一緒に食べるし。
休み時間は話をするし、笑顔も見せてくれるし。
それでも、避けられているようだった。
千歌「はあ……曜ちゃん……」
おかげで私は、放課後には部室で項垂れていた。
梨子「これは、重症ね……」
ダイヤ「千歌さん、今日はため息ばかりですわね」
果南「……もう」
不満そうに果南ちゃんがため息をつく。
果南「毎日誘うんだ、って昨日電話で言ってたじゃん。どうしたの?」
果南ちゃんには、昨晩に電話で決意表明していた。
千歌「だってぇ…曜ちゃんがぁ……」
けれど、肝心の曜ちゃんがするりと逃げてしまうのだ。
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