36:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:30:54.43 ID:smyUCZOA0
ピアノのこと、音の木坂のこと、梨子ちゃん自身のこと。
たくさんの話を、梨子ちゃんに聞いた。
すでに知ってる話も、知らなかった話も、以前に聞いたことと違う話もあった。
そんな話は、すべて優しい音に乗って聞こえてくるのだった。
胸の奥がざらざらと荒れる。
梨子ちゃんのピアノ。私はそばでうんうん唸って、考え事。
Aqoursの記憶と今を重ねては、ずきりとした。
私は何も話さなかった。
話そうとすると、いつもいつも、Aqoursの影がちらついた。
口を開くと、すぐにあの日々の話がふよふよ飛び出して行きそうだった。
だから、私はこう言うんだ。
千歌「梨子ちゃんとスクールアイドル、やりたいな」
梨子「……ごめんなさい!」
梨子「ふふっ」
千歌「あ、梨子ちゃん笑ったなぁ!」
329Res/260.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20