264:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:20:03.64 ID:smyUCZOA0
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果南「千歌」
私の部屋のベッドの上、果南ちゃんは座ったまま首をこちらへ向けた。
千歌「ひどいよ果南ちゃん。勝手に乙女の部屋に入るだなんて」
果南「志満姉が案内してくれたんだよ。それに乙女って……?」
千歌「あー! 失礼な!」
果南「……」
果南「……ふふっ」
困ったように果南ちゃんは笑った。
果南「あー、千歌が相手だとやりにくいな。鞠莉相手だったら、ずっと真顔でいられるのに」
千歌「ほんとに?」
果南「どういう意味?」
千歌「べっつにー。果南ちゃんは相変わらず変なところで意地っ張りだなって」
果南「……帰る」
千歌「冗談だよ。いや、冗談じゃないけど」
千歌「でもさ、どうして急に?」
尋ねると、果南ちゃんはきゅっと眉を上げた。
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