263:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:19:23.81 ID:smyUCZOA0
――――
私はどうしてスクールアイドルをやっているんだろう。
私たちは、どうしてAqoursをやっていたんだろう。
あの暑い暑い夜、私はどんな気持ちで内浦の海の上に立っていたんだろう。
千歌「なんだか不思議な気持ちだったような……」
Aqoursの皆と踊ったことを思い出す度、きゅうきゅうと胸が締め付けられた。
私は楽しかったのかな。嬉しかったのかな。それとも――。
帰り道でも、ずっと考えていた。
歩きながら、ぺらぺらと歌詞ノートをめくっていた。
1曲1曲、頭の中で歌いながら歩き続けた。
この世界の私は、どんな想いで歌詞を書いていたんだろう。
そして私は、どんな想いで……。
千歌「……」
家について、ドアを開けた。
志満「あら、お帰り千歌ちゃん。果南ちゃんが来てるわよ」
329Res/260.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20