171:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:09:33.21 ID:smyUCZOA0
くいくいと、ルビィちゃんは私の腕を押した。
意地の張り合い。ルビィちゃんはそう言った。
きっと、ルビィちゃんが意地を張るのはダイヤさんのためなんだろう。
「元の」世界でもそうだった。
ルビィちゃんはいつもダイヤさんのことを考えていた。
ダイヤさんをスクールアイドルに誘おうとした私を止めたこともあった。
きっと、「この」ルビィちゃんもそうなんだ。
だからこそ、見てもらいたかった。
だからこそ、来てもらわないといけない理由があった。
本当は、内緒にしていてと言われていたけれど。
千歌「ね、ルビィちゃん。今度のライブ、ダイヤさんがセンターなんだ」
ルビィ「え……?」
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