163:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:03:04.34 ID:smyUCZOA0
千歌「そう、そうです。梨子ちゃんは『もしもピアノが弾けてたら』って……。私が会った『梨子ちゃん』はコンクールでピアノを弾いていました」
ダイヤ「そして千歌さんは、お父様が家にいるという『曜さん』に会った」
千歌「それじゃあ、ここは……」
ダイヤ「ええ、ここは『もし』の世界――『千歌さんの知るAqours』のメンバーが描いた、夢のような世界かもしれません」
千歌「皆の、夢……」
千歌「でも、梨子ちゃんも曜ちゃんも、最後には今のままでいいって……」
ダイヤ「それが『戻る』ということではないでしょうか」
ダイヤ「もしもという夢を描いて、それでも納得し、前に進む……。夢から醒める」
千歌「私が、梨子ちゃんと曜ちゃんをスクールアイドルに誘ったから……?」
ダイヤ「ええ、おそらくは。そして、それに成功したからですわ。成功するたびに、少しずつ戻っていく……」
ダイヤ「千歌さんのやってきたことは、間違っていないはずですわ」
千歌「ダイヤさん……」
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