50: ◆jGcjRFPBW2[saga]
2017/06/19(月) 15:52:51.44 ID:YPIv6cxm0
きんにくちゃん「・・・え?」
先頭のきんにくちゃんが急に立ち止まる
マークス「どうしましたか」
きんにくちゃん「・・・あそこ、誰か」
彼女の指した方向、獣道からやや外れた木の影に、ブーツを履いた足が見えた
マークス「・・・下がりなさい」
リューネに左から回るように指示を出し、マークスは右から木に回る
リューネ「・・・」
懐から、スローイングナイフを取り出すのが見えた
マークスはAKMの安全装置を解除して、トリガーに指を添えた
きんにくちゃんにはリューネの後ろからついて貰った
リューネ・マークス「「・・・!」」
同時に木の影の人影に向かうが、すぐになにもする必要が無いことが分かった
マークス「また、死体か」
リューネ「・・・」
きんにくちゃん「え、死体?」
駆けてきたきんにくちゃんがその木陰の死体ー恐らくはあの国の反政府ゲリラーを見て、顔を強ばらせた
後ろに下がるように告げると、マークスは死体を調べだした
死体は民兵の格好をしており、腹部から胸部にかけて食い破られたような跡がある
大分小柄だから装備品はマークスには会わないが、二人になら会うかもしれない
マークス「死後5日以上・・・獣にでも襲われたのか?・・・傷口が酷いな」
次いで持ち物を確認する
ー弾切れのAKMSが一丁ー
ーこのベストは大穴が開いて使えないが、カロリーブロックと水筒は回収ー
ーブーツは、多分使えるー
ーコンバットナイフ一本ー
手榴弾の類や拳銃は持っていないようだ
AKMSはリューネが使えるようなので、先程の弾薬から20発マガジンごと渡す
ブーツとナイフはきんにくちゃんが希望したので渡しておく
カロリーブロックと水筒はこのままマークスが所持した
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