38: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/31(月) 23:29:42.50 ID:K4SxjHJp0
陽炎「そこの椅子でも座って。同室の子には席外して貰ってるから」
秋雲「姉ちゃんの部屋ってこんな感じなんだ」
陽炎「アンタのとこもあんまり変わんないんじゃない?」
秋雲「まあ、付加価値ってやつ? 姉ちゃんが過ごしてるって着いてるとね、違く見える」
陽炎「まあ物珍しいの楽しむのは良いんだけど、話がしたいってのはどうなったの?」
秋雲「――そう、だったね。ちょっと忘れてた」
陽炎「……」
秋雲「姉ちゃん。わたし、姉ちゃんとやりたいことがあるんだ」
陽炎「ふーん、何がしたいの?」
秋雲「あー、すっごく恥ずかしいんだけど。また昔みたく!
……姉ちゃんと遊びたいんだ」
陽炎「それのなにが恥ずかしいのよ」
秋雲「いやいや恥ずかしいでしょ。今更だよ。子どもっぽくない?」
陽炎「そうかしら。わたしは、そう思わないけど」
秋雲「嬉しいけど、調子狂うなぁ」
陽炎「モゴモゴしないの。で、昔みたいなことって、どんなことしたいのよ」
秋雲「それはおしゃべりとか、手を繋いだりとか、色々……」
陽炎「手を繋ぐって、こんな感じにだっけ」
秋雲「ひゃ!? 姉ちゃんってば! まだ心の準備ができてないよ!」
陽炎「次におしゃべりでしょ。なに話そっか」
秋雲「お願い、少しだけで良いから落ち着かせて」
陽炎「だーめ。夜は短いんだから。明日のために早く寝なきゃいけないんだし、待ってられないわよ」
秋雲「そうだけどさぁ」
陽炎「じゃあ別れてからのこと教えてちょうだい。アンタはどんなとこに行ってたの?」
秋雲「……あー、えっと、姉ちゃんと別れてからはね」
(姉妹談話中)
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