千歌「カタストロフィ…か」
1- 20
255: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/08/12(土) 17:53:24.66 ID:J7Obj3h10




鞠莉「――…久しぶりね、果南、善子」


鞠莉「学校の再建とか色々忙しくってね…中々来られなくてごめんね」


鞠莉「あの戦争が終わって……果南が死んでからもう二年も経つのよ? 時間の流れってホントあっという間よね」


鞠莉「街もすっかり元通りになったわ。戦争が行われていた期間が極端に短かったのが幸いして、案外復興も早かった」


鞠莉「千歌っちはもう一度浦女の二年生として再入学して、この春に卒業するの。何だか不思議な感覚だわ」


鞠莉「そうそう、千歌っちスクールアイドルを始めたのよ! しかもその大会であるラブライブの決勝まで勝ち残ってね…今日がその日なのよ」


鞠莉「みんなそれぞれの道に進んでいってね…内浦に残っているのは私とダイヤと千歌っちしかいないわ」


鞠莉「……」



鞠莉「……そろそろ、約束を果たそうと思うの」


鞠莉「苦労したのよ? 伊波が沼津にあったバラバラになったガンツを全部回収して、そこからメモリーとか諸々修復して……それでも足りない外部パーツは一から自作したんだから!!」


鞠莉「名古屋にあったガンツが使えれば楽だったんだけれど…戦争が終わった直後に全世界のガンツが使用不可になってね。その前に壊れていたあれだけが無事だったって訳」


鞠莉「その修理もついさっき終わった。もうすぐ…会えるわ」


鞠莉「二年間も待たせてごめんね……」


鞠莉「起きたら急いで会場に向かうわよ! みんなで一緒に千歌っちを応援しなくっちゃ♪」


鞠莉「……じゃあ、起こすわね?」




鞠莉「――コール、ガンツ…松浦 果南と津島善子を……生き返らせて」




――ジジジジジ






――True End


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
263Res/244.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice