千歌「カタストロフィ…か」
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199: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/07/30(日) 02:29:47.48 ID:kzjjcNWL0


梨子の叫び声がどんどん遠ざかっていく
反対に、爆発音はすぐそこまで近づいていた。

距離的に最後のシャッター前まで迫っているのが分かった



善子(…梨子、花丸、ごめんね? 二人のどっちかを見捨てて生き残るくらいなら、私は二人が生き残る方を選びたかったのよ)

善子(…大丈夫、私なら切り抜けられる。それだけの力は付いているハズ……自分を信じなさい!!)



状況は絶望的だ

武器は僅か
頼れる味方の増援は絶対に来ない
生き残れる確率は極めてゼロに近いだろう

それでも、善子は恐怖に怯える事は無かった


――そして、最後のシャッターが破壊され、大勢の敵が目の前に現れた


敵は禍々しい武器を携えている
どの武器もスーツの防御力以上の威力があるだろう


唯一の武器であるXガンを構えた



善子「――かかって来なさい、あんた達の相手はこの堕天使ヨハネ様よ!!!!」





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