千歌「カタストロフィ…か」
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180: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/07/30(日) 02:06:28.77 ID:kzjjcNWL0



千歌はスーツの力を足に集中させ、一歩踏み出す。

距離は5m弱

次の一手で勝敗は決まる



チカ(さあ、あんたはどこを斬る!? 首、胴、胸、はたまた手足を斬り落とすか?)

チカ(どこを狙おうと、こっちの攻撃の方が一瞬速い! 先にスーツを壊せるのは私だ!!)

チカ(一撃でその首を――…は?)



そこで異変に気が付く

一歩目を踏み出した直後、右手に握られていたガンツソードが消えていたのだ。

いや、消えたのではない
剣先をこちらに向けたまま前方に放り投げたのだ。



チカ(武器を放棄した…?)

チカ(視線誘導? でもこの距離では早すぎる…タイミングを誤ったの? いやこの局面でそれはあり得ない……)

チカ(一体何を――)



千歌「いっっっけえええぇぇぇぇぇ!!!!!!」



二歩目を踏み出した直後

千歌は力を溜めた右足で放り投げたガンツソードの柄を力一杯蹴り飛ばした。
蹴り出されたガンツソードはチカの顔面目がけて一直線に飛んでくる。



チカ(刀を蹴り飛ばすだと!!? 危なっ!!!?)ガキンッ!



間一髪で弾く

この一瞬が命運を分けた


三歩目
蹴りに使ったスーツの力をそのまま前方への推進力にして
チカの懐へ一気に潜り込む



千歌「ッッ!!!!!!!」ダンッ!

チカ「しまっ――」ゾッ





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