P「アイドルマスターと」あやめ「シンデレラガール」
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65: ◆LwyZOMDa4U[saga]
2017/06/25(日) 16:15:58.97 ID:uuobZfLo0

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今は八月、俺たちが活動し始めてから三か月がたった。ニンジャパークでの仕事の後、あやめはアイドルとして勢いを伸ばし、次々と仕事が入ってくるようになった。毎日忙しいが好調だ。さらに学校が夏休みに入ったのでこれまで以上に仕事に集中できるだろう。自然と気分が高揚する。


P「ふぅ...終わった」


俺はあやめのスケジュール管理などの仕事を終えて時計をみる。

...三時か。
六時に898プロだし、そろそろ寝るか。俺はベッドに潜り目をつぶる。すると、すぐに睡魔が襲ってきた。
プロデューサーになってからは眠ろうと思えばすぐ眠れるし、起きようとすればすぐ起きられるようになった。便利な体だ。
そのまま、俺はまどろみに身を委ねた。


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俺はあやめに手を引かれ、お祭りの屋台を回る。これは...前に見た夢の続きか?
するとあやめは急に立ち止まる。


P「...どうした?」


あやめ「...P殿、あなたはいつまでそうしているのですか?」


こちらを振り向きそう告げるあやめの顔は、いつも見るかわいらしい笑顔とは違う、とても冷酷でこちらの心を射抜くように冷たい...


あやめ「そうやって、全てから逃げて、何もできない自分で居続けるのですか?」


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P「...やっぱり、夢か」


時計を見ると時刻は...五時か。
ふふん、あやめ見たか。もうお前の力を借りなくても俺は起きられるぞ。
そんなつまらない事を考えながら俺はさっさと支度をする。


P父「...早いな。もう行くのか」


P「ん?...父さんか。そっちこそ早いね」


P父「家にずっといる日が増えると、どうしてもな...」


P父「...お前は、私が出した条件を本当にこなすつもりなのか?」


P「...しつこいな。父さんが言ったんだろ?」


P父「...P、お前はまだあの事を引きづっているのか」


P「...」


P父「あれは、お前のせいではないと友君も言っていただろう?」


P「...もう行くよ、行ってきます」


俺は玄関のドアを開け、外に出た。


P父「......」



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