P「アイドルマスターと」あやめ「シンデレラガール」
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◆LwyZOMDa4U
[ saga]
2017/06/19(月) 20:27:49.28 ID:gTd7muZ90
...実は、あの話でまだ、あのお三方には話していないことがありました。
なぜなら、そのことはP殿の為にも秘密にした方がいいと思ったからです。
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それはわたくしたちが一緒に泥川で苦無を探していた時の事です。
P「...君が落とした苦無ってそんなに大切なものなの?」
あやめ「...はい、お祖父様からもらった、とても大切なものです...」
P「そっか...そりゃ探したほうが良いよね」
あやめ「あなたは、どうして手伝ってくれるのですか?」
P「...大切なものを失うのはつらいからね」
あやめ「......」
P「どうでもいい話かもしれないし、君にはまだ理解できないかもしれないけど...
昔ね、僕も大切なものをなくした...いや、奪われたんだ」
あやめ「うばわれた...?」
P「...小さい頃、姉さんが僕の好きなキャラクターの絵をかいてくれたんだ。
それを僕は受け取ってとても喜んだ...でも、それを破り捨てられたんだ...」
P「僕の...そのとき一番仲が良かった子にね...」
P「ばかげた話だろ?仲が良いと思ってたのは僕だけだった。なんてさ...」
...その時のPさんの顔はとても悲し気で、今でもわたくしの頭に強く残っています。
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トレーナー「休憩時間終わりー!、さぁ、続きを始めるわよー!」
休憩が終わったようです。
わたくしはまだ疲れが残っている体を動かします。
...もう、P殿のあんな悲しい顔は見たくない。
そのためにもあやめは努力します。
胸を張って、P殿の隣に立てる、立派な忍ドルになるために...!
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