3: ◆Dm8ArSIo3MOQ[saga]
2017/06/15(木) 15:21:15.89 ID:DVcNJXd20
闇医者「ただの二日酔いだ。黙ってくたばってろ」
オダイジニー ガシャットヨコセ
P「…」
肇「…二日酔い、ですか」
肇「…」スンスン
P「近い近い」
肇「…確かに、お酒の匂いがします」
P「…念入りに歯ぁ磨いてうがいしてモンダミンしたのに」
肇「珍しいこともあるんですね、普段弱いからって全然飲まないのに…。翌日に響くまで飲むなんて初めてじゃないですか?」
P「うん、生まれて初めての二日酔いでごぜーますよ……けふ」
肇「もう…それならそうと言ってくれれば…」
肇「……」
肇「……昨日は楓さんの誕生日でしたね」
P「ソ、ソウダッケ?ソウイエバソウダッタカナー」
肇「せめて目を泳がせてください。白目は怖いです」
P「すんません」
肇「…何となく事情は察しました。ちゃんと言ってください、別に怒ったりしません」
P「すんません」
肇「もう…。どうせ私にも楓さんにも悪いと思って何も言わなかったのでしょうけど」
肇「楓さんの気持ちもわかりますし、一応それなりの長さの付き合いなのですから。あまり変に気を使われるほうが困ります」
P「ホンマすんません」
肇「…それだけ人の機微を察する事が出来るのにどうして肝心な事はトボけてしまうんでしょうね」
P「おかしいな、今度は耳が痛くなってきた」
肇「まったくもう、まったくもう。心配したんですからね?」ツンツン
P「ごめんなさい」
P「…んじゃ、気を取り直して出かけようか」
肇「で・か・け・ま・せん!」
P「えっ、いやでも折角肇のたんじょう…」
肇「」プクーッ
P「…言う通りにします、はい」
32Res/29.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20