23: ◆Dm8ArSIo3MOQ[saga]
2017/06/17(土) 02:26:14.60 ID:XUTr7rbc0
肇「テーブルの上いっぱいになっちゃいましたね」
P「ハハッ、つけダレ3種類はやりすぎたな」
P「よし、じゃあ食べようか」
肇「はい」
P「…今更だけどさ、誕生日のディナーが素麺ってあり得なくない?」
肇「まだそんな事を気にしていたんですか?」
P「いやいや、俺だったら正直ションボリするぞ」
肇「誕生日というのは、きっと何で祝うか、では無く誰と祝うか、が大事なのだと思いますよ」
P「そんなもんかね」
肇「そうですよ、きっと。あ、そう言えばPさんのお誕生日っていつなんですか?」
P「さぁ?」
P「よし、冷めないうちに食べるぞー。いただきます」パンッ
肇「はい、いただきます」
肇「…何か、とても気になる台詞が聞こえた気がしますが」
P「氷水でキンッキンに冷やした素麺を熱々の肉ダレで……はふふっ」
肇「鴨南蛮ならぬ豚南蛮のような感じですね。…はひっ、ほふっ」
肇(葉はトロトロ、芯はシャクシャクの白菜のアクセントと豚肉の脂がたっぷり抽出された甘じょっぱい付け汁が…!)ズルズル
P「まだ余ってたカレーもダシで伸ばして卵落としてみたんだが……うん、流石カレー、何にでも合うわ」ズビズバー
肇「私、こんな風に素麺を食べたこと無かったです」
P「俺もぶっちゃけ思い付きでやったけど美味いなこれ。毎年夏の定番メニューにしよう」
肇「市販のつゆも薬味たっぷり入っていて美味しいです」チュルチュル
P「本当はニンニク入れたいところだけど明日も仕事だし、ショウガてんこもりで我慢しよう」
肇「明日も仕事なら、しょうがないですもんね」
P「…」
肇「……」
P「…」
P「ところで俺の先生は窓際が好きでな。先生だけにしか見えない精霊ルヒタニ様とリンパ腺で交信が出来るんだそうだ」
肇「せめて何かリアクションをしてください!」
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