13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 23:56:41.22 ID:fCguc1zKo
響「終わったらテーブルに出しといてね。勝手に棚開けて皿とか器も使っていいから」
真「オッケーオッケー! いいよー! いい指示出てるよー!」
伊織「ふくっ‥‥こ、これ、ツナマヨの味は私の好みで大丈夫?」
響「うん。お任せしまーす」
真「大事大事! ここ大事だよー! 慎重に、時間いっぱい使っていこー!」
千早「くくっ‥‥の、海苔は何枚くらい切れば、いいかしら。多すぎても余してしまうわよね」
真「いいよいいよー! 確認取っていこう!」
響「あ、ああ‥‥ふふっ‥‥と、とりあえず、5枚くらい切ってくれれば、いいかな‥‥」
真「5枚5枚! 5枚でいこー! 足りなかったら切り足せばいいからねー!」
伊織「んふふ‥‥うるさ‥‥」
真「いいよー! 相手の動き見ていこう! 慌てないでー!」
千早「相手って」
真「いけるいける! いい感じだよー!‥‥ねえ。ちょっと、ねえ」
響「な、何?」
真「バカじゃん」
響「ふぐぅ!」
真「何? 何と戦ってるの? どういう競技なの?」
響「あれ? なんか、変な感じだった?」
真「変な感じっていうか。ご飯の支度してる人達の中に、変な奴一人混ざってるじゃん」
響「あ、何か、他の事やりたい感じ?」
真「まあ、何もやる事ないんだったら、見てるから、それはそれで別にいいけど」
響「冷凍庫に、さっき言ってた冷食入ってるから、温めといてくれる? あと、鶏の照り焼き買ってきてるから、小さくほぐしといて」
真「あるじゃん! やる事あるじゃん! 何? なんで声出しさせたの?」
響「いやなんか‥‥一人はその役割が必要かなと思って」
伊織「司令塔が?」
響「そう、司令塔が」
伊織「やっぱり、指示が上手くいかないと選手も力を出せないから」
真「そう? そういう事であるなら別にいいんだけどね?」
千早「まあ、指示は我那覇さんが出してたけれど」
真「あれあれあれ? おかしな話だよ。司令塔は2人いらないじゃないか」
響「いや、それはまあ‥‥でも、そういうのとは違うから」
伊織「ほら、監督とキャプテンは別物じゃない」
響「そうそうそう。やっぱりね、現場の事は、現場の者しかわからないから」
千早「あまり監督が前に出過ぎると、チームの士気にも関わるし」
真「あ、響が監督で、僕がキャプテンなんだ。まあまあまあ、そういう事なら悪い気はしないけどね」
響「いいから早くやってよ」
真「ふくっ‥‥! なるほどなるほど。そういう事を言うんだね。よーし、決闘だ。表へ出ろ!」
伊織「あ、真。マヨネーズ取って」
真「あ、うん。はい。‥‥これ、照り焼きもマヨネーズで和える?」
響「いやー、それは各自でいいんじゃない? ギトギトになっちゃうぞ」
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