69:名無しNIPPER[saga]
2017/06/18(日) 18:41:35.32 ID:oprjNj9s0
「お母さまからお聞きしましたが硝子さんの障害が発覚したのは3歳の頃でしたよね。」
「そうです…硝子は突発的にそうなってしまって…」
「本当にそうなのですか?
実はそれよりもっと前から硝子さんの障害について気づいていたのではありませんか。」
そんな指摘を受ける八重子。
つまりこういうことだ。
八重子は硝子の障害が発覚するまでそのことを今まで隠していたのではないのか?
その傾向があると指摘された。
「そんな…私は夫たちとはちがう…あいつらみたく硝子を見捨てずに育てたわ!」
「仰る通りあなたは娘さんを健気にも大切に育てた。
しかしそれとは別で障害に関しては目を瞑っている部分があることは確かです。
その証拠が部屋にあったあのボロボロの玩具でした。」
右京が西宮家で見つけた硝子が昔使っていた玩具。
そのどれもがボロボロに扱われていた。
確かに幼児が扱ったとなれば多少はボロボロになっていても仕方はない。
だがそれでもあの玩具の扱われ方は幼女が遊んでいたにしては乱暴すぎた。
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