65:名無しNIPPER[saga]
2017/06/18(日) 18:35:13.06 ID:oprjNj9s0
「さっさといなくなったらどうですか。
今回の件は終わったんですよ。もう要件は済んだはずでしょ!」
確かに八重子の言うように今回の件は一応収まった。
右京たちにしてみても今回の硝子のイジメ問題は行きがかりの偶然で関わっただけ。
本来ならこれ以上西宮親子と関わるべきではないのだが…
「いいえ、我々は最初からあなたに用があってここまで来たんですよ。西宮八重子さん。」
その途端、これまで優しい口調だった右京の言動が急に厳しいものへと変わった。
その変化に八重子は思わず額に冷や汗を垂らした。
自分は何もやましいことなどやっていない。
警察に疑われるような行いなど何もしていないはずなのに…
それから右京は神戸に硝子をこの場から遠ざけるように指示を出した。
恐らくこれから話すことは娘の硝子に聞かせるような内容ではないらしい。
そして八重子と二人きりになった右京は彼女にこう告げた。
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