142:名無しNIPPER[saga]
2017/06/23(金) 17:13:47.24 ID:3ai9I0vk0
その後、警察の介入より事態は大事へと発展した。
当初は硝子の補聴器の件で集められるはずだった保護者会は
6年2組の児童たちによる殺人未遂の犯行が明らかとされた内容へと変わった。
集められた保護者たちはこの事実を知らされて愕然とした。
ある親は子供を叱りつけ、またある親は何故こんな事態になったのかと学校側を責めた。
当初は石田のみが責任を取らされる補聴器の件がここまで大事を迎えてしまった。
この事態に誰もが困惑せずにはいられなかった。
「それでは石田さん、西宮さんと硝子さんのことをお願いします。」
「わかりました。西宮さん、硝子ちゃん、行きましょう。」
それから数時間後…
いち早く事情聴取を終えた石田家と西宮家は早々に解放されて帰路に着くことになった。
だが娘の硝子は未だに動揺しており
母親の八重子もまた一連の騒動による疲労困憊で自力での帰宅は困難だった。
そこで石田の母である美也子は自分たちが西宮親子を送っていくことを約束してくれた。
こうして右京と神戸に見送られて学校を去ろうとするのだが…
去り際に右京は石田に対してこんな質問をした。
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