右京「聲の形?」
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10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 23:30:42.76 ID:coAf0aU90


「ひょっとして…お前…石田…?」


「ゆづ…この子が…あの石田くんなのかい…」


「うん、間違いない。前にお姉ちゃんをイジメたところを見ていたから!」


石田という少年は硝子の家族に自分の素性を感づかれて酷く怯えていた。

妹の結絃が言ったように

この石田が硝子をイジメていたとなればその敵意を向けるのは無理もないことだ。


「お前!どのツラ下げて家に来た!お前のせいでお姉ちゃんは酷い目にあったんだぞ!?」


結絃はまるで親の敵でも取るかのように石田を恨みがましく睨みつけた。

その結絃に石田はただ怯え続けていた。

自分よりも3つも年下の女子にこうも言われて石田は反論することもできない。

それに祖母も…


「ゆづおやめ!
刑事さん…申し訳ありませんが…
うちではその子にしてあげることは何もありません。どうかお引き取りください。」


暴れだす結絃をなんとか宥める祖母。

しかしそんな祖母も石田に対してあまよい感情を持ち合わせてなどいない。

むしろ明らかに拒絶する節さえ見られた。

どうやらこの西宮家で石田が厚意を受けることなど無理だと察した右京たちは

諦めて退散しようとするのだが…




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