28: ◆q5RWMTtiKKUe
2017/06/12(月) 22:42:52.58 ID:GTk52CSjo
「プロデューサー。」
「はい。」
「・・・私ね、子供の頃夢があったの。」
「ううん、今の今まで忘れてただけなのかもしれない。」
自身が夢を追うことだなんて、考えたこともなかった。
その理由は彼女が一番知っていた。
今思い返すとそれにどんな意味があっただろうか?
「・・・私、まだ間に合うのかしら?」
消え入りそうな声で、彼女はそう呟いた。
その言葉は決して単純なものではなくて、複数の感情が複雑に絡み合ったようなものであった。
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