【ミリマス】 『新しい舞台と変わらない想い』
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12: ◆q5RWMTtiKKUe
2017/06/12(月) 22:26:00.87 ID:GTk52CSjo
「あ、お疲れさま。プロデューサー。」
少し小走りで近づいてくる男性を見つけた彼女はそう声をかけた。
彼の腕には、スーツの上からSTAFFと書かれた腕章がつけられている。

「急に呼び出してしまってすみません。どうしても、どちらか決めてしまう前に公演を見てほしくて。」

「ごめんなさいね、プロデューサー。今日は忙しいでしょうに。」

「えっと、チケット代いくらだったかしら?」

彼女が財布を取り出しながらそういうと、男性はきょとんとした顔を見せたあと少し笑って、

「ああ、それなら大丈夫ですよ。」

「えっ?大丈夫って・・・?」

「それより、もう入った方がよさそうですね。行きましょうか。」

彼は時計を確認してそう言った。


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