モバP「なぁありす…シャンプーって、いいよな」
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8: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/06/11(日) 22:26:06.31 ID:Rlcr0C9rO
台の上に寝っ転がったありすは、両手両足の力を抜いて無防備な状態を晒す。
腹を上に向け、目を閉じて。
それはもう完全に、生き物として俺に服従を誓う体制と言っても過言ではないだろう。
そう、こいつは…無機物に、服従したのだ。
その事実が、俺の心を掻き立てる。
より、シャンプーになりたいと言う思いが強くなる。
より、ありすを無防備な状態にしたいと思ってしまう。
だからゆっくりと台を傾け、ありすの頭を洗面台の中へと押し込んだ。
シュッ、と、まだ未使用のシャンプーのボトルを開ける。
俺の人生の再スタート地点。
それは、ありすに立ち会ってもらい、ありすによって生み出される俺の人生。
もうそれだけで、心が喜びに震えた。
けれど、それだけではダメだ。
俺がシャンプーになったのならば。
手足のようにシャンプーを動かして。
ありすに、悦びを与えてあげなくては。
「…いくぞ、ありす」
そう宣言し、俺は掌に落とした適量の俺自身をありすの頭皮に泳がせる。
ヌル、ヌルと広がり、瞬く間にありすは俺に覆われた。
泡立つありすの小さなソレは、少しずつ、少しずつ。
俺と、合体していった。
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