16:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 11:34:04.65 ID:+8h1OILt0
魔王「ふぅ……君は、冷静に物事を考えられるみたいでひとまず安心したよ」
魔王「私は、無用な争いはあまり好まないから」
17:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 11:46:16.18 ID:+8h1OILt0
勇者「人間は魔族を退治するが、魔族も人を[ピーーー]だろう」
魔王「うん、確かにそうだ。肉を食らうことで生きる魔族だっている」
18:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 11:53:03.77 ID:+8h1OILt0
魔王「ま、そんなわけで、理性を持つ魔族(わたしたち)は、自分たちの管理は自分たちでしようと決めたのさ」
魔王「さっき言ってくれた通り、監督不行き届きもまだあるけれど」
19:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:00:12.66 ID:+8h1OILt0
がちゃり
「お茶とお菓子、廊下に用意していますよー」
20:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:03:35.97 ID:+8h1OILt0
勇者「……別に、そのままでもいいんじゃないのか。可愛いし」
スラ娘「か、かわっ」ぽっ
21:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:13:42.05 ID:+8h1OILt0
勇者「(それから、紅茶とクッキーやケーキなどを用意された俺は、魔王とスライム娘の話に暫し付き合った)」
勇者「(何らおかしいところはなく、紅茶も洋菓子も、人間が用意するそれそのものだった)」
22:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:19:27.77 ID:+8h1OILt0
──玉座の間
がごぉん ぎぎぎっ
23:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:26:36.05 ID:+8h1OILt0
勇者「……俺は」
勇者「魔族が人間と敵対している事実を知っている」
24:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:30:44.12 ID:+8h1OILt0
勇者「俺は、お前を俺の女にしたい」
25:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:35:22.03 ID:+8h1OILt0
勇者「何だ」
魔王「いや、待ってくれ」
26:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 12:38:42.03 ID:+8h1OILt0
魔王「話が分かると思ったらこれだ! くそ、まともな勇者などもしかしたら……!」
勇者「だが」
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