33:名無しNIPPER
2017/06/11(日) 00:18:42.55 ID:K+qRyHp5O
梨子「………なんでよっちゃんが謝るの?私が…私がよっちゃんを誘わなければこんなことには…!こんな…ことには………!」
一気に言葉と感情が溢れ出す。
よっちゃんは右手をもぞもぞさせていた。
善子「はあ、リリーがここまで泣くの初めて見たわ…頭を撫でてあげたいのになぁ…」
梨子「よっちゃん…よっちゃん………!」
善子「………ねぇ?リリー、あの時リリーは何を私に話そうとしてたの?」
梨子「そ、それは…」
善子「大丈夫、聞きたいの…教えて?」
梨子「私は………!」
赤みがかった病室が徐々に暗くなる。
私の告白は最低なタイミングだった。
よっちゃんはずっと私を見てくれていた。
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