【ミリマス】P「美奈子が料理を作れなくなった」
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30:名無しNIPPER[sage]
2017/06/14(水) 00:15:08.90 ID:+KaHjAyeo
メニューは何にしようかなあ。
プロデューサーさんのためにたっぷり作らないと。
食材とにらめっこしながら何を作るか決め、お気に入りのエプロンを身につけ私は台所に立つ。
今日はプロデューサーさんと二人きりで帰れたり新しいお仕事が決まったりであの悪夢が霞むくらいいい1日だった。
だからきっといつもよりいい料理ができると思ってた。
だけどいざ台所に立つと、胸のあたりがドクンッと跳ね上がる感じがした。
「……」
なんで私はこんなに緊張しているんだろう。心臓のバクバクが止まらない。
「大丈夫。大丈夫」
材料を切るために包丁を持ったその時―。
『お前のせいだ!』
「…ッ!」
みんなの責め立てる声がフラッシュバックし、私は思わず手に持った包丁を落としてしまった。
幸いなことに、落としたのがまな板の上だったので怪我はなかった。
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