49:名無しNIPPER[saga]
2017/06/09(金) 12:56:45.63 ID:YrwqVrym0
中学に上がり、私たちの日常は目まぐるしく変化していきました。
部活動が始まり、勉強も本格的になっていく中、日菜は遺憾無くその才能を発揮しました。
中間テストや学期末テストでは、3年間トップの座を譲りませんでした。
運動系のクラブからは助っ人として引っ張りだこで、大きな大会を前にすると必ず、上級生が日菜に入部を懇願していたという話を聞いたこともあります。
日菜はもう校内のちょっとした有名人でした。
中学での3年間では、日菜とは一度も同じクラスになることはありませんでした。
たまたま廊下ですれ違ったときなどは、日菜が私に「お姉ちゃ〜〜んっ♪」と抱き着いてくることもしばしばでしたが、私は委員会と部活、日菜は運動部の助っ人などでお互い忙しかったので、一緒にいる時間はほとんどなかったと言えました。
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