ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!」 キョン「分裂するぞ」
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271:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 17:03:10.21 ID:+0+s5iHM0

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橘「はい。北高まで……えっ? あ、いや、あたしたちは北高生ではないんですけど、えーっと」

佐々木「えい、えい……ふぅん。こんな感じか」

藤原「? 何をやっている?」

佐々木「いやね。僕は今『力』を失っているわけだから何もできないわけじゃないか」

佐々木「確認のため、試しにキミに向けてエネルギー的な何かをぶつけてみようと思ったんだけど……」

佐々木「何も起こらなくて新鮮な感じだと思っていたところだよ」

藤原「聞き捨てならないことを言わなかったか!!?!? 僕に!? エネルギー的な?? だと!!?」

佐々木「まあまあ、落ち着きなよ藤原くん」

藤原「くっ……どの口が。まったく」

佐々木「涼宮さんの可愛らしい寝顔でも見て落ち着き給え。ほら」

ハルヒ「スー……」

藤原「いらん。それよりも……さきほど言っていた失われた『力』は涼宮ハルヒの方に還元されつつある。というのはどういう意味だ?」

佐々木「言葉のままさ。どうやらキョンは統合した『力』を涼宮さんに持たせたかったらしい」

佐々木「奇しくも『力』を統合させるという目的は同じだったようだ」

佐々木「感じるかい? 今の僕には分からないけど、涼宮さんの『力』が徐々に大きくなっているのを」

藤原「…………言われて、みれば?」

橘「そんな……感じがしないでも……ない?」

佐々木「くつくつ。そのうち、このタクシーごと爆発したりしてね。まぁそこは涼宮さんの良識と僕たちの運に賭けるしか他ないね」

藤原「……冗談じゃない」

佐々木「僕の『力』の消失は一時的なものに過ぎない。いや、消失というのも語弊があるのかな」

佐々木「藤原くん。収まるべき『器』から放出された『力』はどうなると思う?」

藤原「別の『器』…………そういう魂胆で、あの男は」


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